昨日、米子市錦町の今井書店でフードエッセイストの平松洋子さんと山本教行のトークイベントが催されました。予想以上のお客様で立ち見の方も大勢いらっしゃいました。平松さんとは昨夏の雑誌「家庭画報」の取材で岩井窯にお越しいただいたご縁です。
まずは平松さんのリクエストから出来た土鍋についてのお話から始まりました。岩井窯では「フリー土鍋」と名づけたこの鍋は蓋の部分はパイ皿としても使えます。昔の無水鍋がヒントになった鍋です。
日々をどう暮らすか、どういう生き方をするか、簡単なようで日々の生活の中あまり意識していない人が多いと思います。使い手と作り手の立場からの話が弾みました。お金かけることばかりが豊かとは言えない、物や人に対する愛情と共に当たり前なことをするだけでもとても豊かな暮らしなのです。家庭での日々の暮らしをいかに大切に丁寧に暮らすかということが豊かな暮らしの本当の意味なんだなと改めて思いました。料理も器もそんな暮らしの重要な要素なんですね。そんな豊かな日々の暮らしのお手伝いが出来たらと教行氏はいつも言っています。
会場にお越しいただいたお客様、今井書店関係者の方々に御礼申し上げます。
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